『機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 〜選ばれた未来〜』

内容的な追加分は以下の通り(シャア専用ブログより)

・FINAL-PHASEで起こった事は変更無し。
ヒルダとディアッカ被弾。
・当初の予定通りアスランメサイアのシーンに登場。
ラクスの停戦案を受けザフト、オーブ全軍撤収。
・オーブとプラント終戦協定。握手してるのはカガリとプラント評議員の誰か。
ラクスは戦争終結のきっかけになったという事で評議会からの要請によりプラントに戻る。恐らく議員に。
・その側にイザークとシホ。終了後のアニメ誌記事で書かれていたイザーク評議員化はとりあえずなし。
ディアッカはどこかの艦の副官に。緑服のまま。
・シンとキラ和解。
・EDはアスランメイリン、キラ&ラクス、シン&ルナマリアが別々の道を帰る。

で、感想ですが、名前からしてそうなんだけど、事実上最終回の作り直しという感じで、
あくまで種デス(レベル)の最終回としては、そこそこの出来なのではないでしょうか。


ただ、これを見て、改めて種デスというシリーズ自体が、しょっぱいアニメだったなぁと再認識。
いや、ネタアニメとしては超一流ですが、これほどキャラが喋る理屈や行動、
そして、作画が整備されてないのも……使い回しが常態化って。
よく小説で行間を読めというのがあるけど、種デスの場合、読もうにも肝心の行自体が少なすぎるわけで、
思うに、いま流行りの鉄筋少なくしコンクリを薄め、見栄え良くしたマンションみたいなアニメだったかと。
1stやZみたいに、これで20年以上耐えられるとは、とても思えないからなぁ。


とは言え、基本設計の部分部分では良いと思えるところもあったわけで、
最終完成品に至るまでにどうしてこうなっちゃったのか。
次作るのも結構だけど、ちゃんとした製図が出来る設計士(脚本家)に補助なり、委託をお願いするか、
売り主(バンダイサンライズのプロデューサーレベル)が相当厳しく品質管理すべきかと。