人間万事塞翁が馬じゃなくて『功名が辻』第01話

大河ドラマとして考えた場合、題材的にどうしても歴史マニア向けだと思われるこの作品、
端的に言って、実際の仕上がりもそれ以上でもそれ以下でもないと思う。
ただ、舘ひろしの信長だけは確実にいただけない。
元々声を張るタイプの役者じゃないから、特に合戦前や合戦中のシーンで、
何を言っているのか分からない部分が多々ある。
渡哲也の信長と清盛もベストキャストとは思わなかったが、
これと比べると、同じ軍団でも俳優としてのキャリア(方向性)が違うことを再認識。


あと、プロレスラー高山扮する蜂須賀小六が、
ガンダムハンマー」っぽいのを振るっていたんだけど、
子供向けでもないんだから、中途半端にあんなもの振るうなよと言いたい。
だって、あれぐらいの鉄球を、あの体つきの人間が振るって人間の頭部に当たったら、
顔面が損傷するし、下手すれば頭部破損、脳漿だって飛び散るだろうに。ただ、倒れるだけって!