『ノエイン感想』第20回「モウイチド」

ラスト、ユウが落下していく所からハルカが抱きしめる所までで、
目頭が熱くなったJOSPです。


量子化されてないから存在を固定できないラクリマ界と意識だけの存在となるシャングリラ、
２つの次元に分かれたユウを救おうとするハルカ。２人を追いかけるカラス。
ハルカをシャングリラに連れて行こうとするクイナ。
理屈で言えば、突っ込める部分はあると思うんだが、
もう理屈を超えて、十二分にドラマが成立しているんだよな。
絵の力も相当なもので、本当に総合的に演出が上手いなぁと思う。


例えば、今回のちょっとしたシーンだけど、ラクリマでアイとハルカのビンタを挟むのも、
現代での同じシーンのデジャビュを感じさせてくれる、ノエインでは割とお馴染みパターンだけど、
このタイミングで、あのビンタシーンが挟まれるとは思わなかった罠。
本当にこの作品は先が読めないわ。
実際、アトリとクイナなんて、ピエロの役回りが開始当初と完全に逆転したしな。アトリ恐るべし。




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