「フルーツバスケット (20) (花とゆめCOMICS (2936))」

フルーツバスケット (20) (花とゆめCOMICS (2936))


前巻とうって変わり、今巻は透と夾、慊人と母親の楝にスポットライトが当たっております。
しかし、慊人母子は歪んでるなぁ。
まあ、さもありなんという状況や背景の描写はあったけど、それでも歪みすぎだなぁと。
恐らくこの辺の解決がクライマックスに向けて慊人の救いになるのかもしれない。
一方の透と夾は、ここまで育まれてきた関係性から大きく一歩踏み込む、
いわゆる告白イベントが今巻のヤマなわけですが、そこでちょっと前に描いていた夾と透の母親とのエピソードが、
こう言う風に絡むとはなぁ。ちょっと色々絡ませすぎという気もしないでもないが、
透が猫憑きに対する同情からではなく夾を好きという部分を強調するには、これぐらいしないとということなのかな。
それにしても、一番良いところで次巻に続くだったことが悔やまれます。続きが早くみたい!