『Kanon』第17話「姉と妹の無言歌」

栞の病気のことを聞いた祐一が無力感に沈む中、気を遣うあゆ。
無力感の中、漫然と学校が終わった後の夜、栞と出会す祐一。
姉を思うが故に姉から離れようとする妹。
それは姉を気づかう余命幾ばくもない妹の栞が出来るたった一つのことだった。
「起きないから“奇跡”って言うんですよ?」という重い言葉。


翌日、昼休みの教室。制服を着て祐一の前に現れる栞。
医者の許可が出たから登校してきたという栞は、
祐一と一緒に学食で苦手なカレーに挑戦(この場面の栞が実に可愛い)。
栞は束の間の普通の学園生活を体験する。
翌日、栞お手製のお弁当を学食で平らげる祐一は、放課後も栞とデート。
2人の後をつけていた香里を祐一は見咎めるが、香里はただ虚勢を張って立ち去る。
帰宅後、栞のために何かできないかと悩む祐一に助け船を出すあゆ。続くと


名雪の空気っぷりが炸裂する反面で、いままで見たことがない気を遣うあゆの姿が何か不思議。
この辺は栞に関する奇跡とあゆシナリオに何か関連性があるのかしら?
それにしても、学食での栞のリアクションが可愛すぎ。
これまでのどのヒロインの時もそうだけど、京アニは実にポイントを分かってらっしゃる。
でも、逆に病気で余命幾ばくもないとは、とても思えないのも確かなんだが。
というわけで次回は栞編・完の模様。