『コードギアス 反逆のルルーシュ』第15話「喝采のマオ」

ナリタからの帰途、マオの能力についてC.C.から聞き出すルル。
(能力のオフが効かないために、人の心の声に苛まれるマオ。彼の拠り所はC.C.だけ)
C.C.の動向とナナリーの身の保全に目を光らせるルルは、シャーリーの一件もあり、C.C.につらく当たる。
それに対して、C.C.はルルたちが住む棟から出て行く。


テストを受けるようセシルにいわれるスザク。
そのスザクがユーフェミアに会う方法をセシルに尋ねる過程で、ロイドが伯爵と判明。
C.C.が移った棟への立ち入り禁止を生徒会長に要請するルル。
生徒会長はルルの素性を知っていて、近々予定されるお見合いに辟易している。
会話の途中でシャーリーが来るも、ルルの記憶を削除されたシャーリーは、当然他人行儀。
不審に思った会長が思いついたのはケンカをして「他人のふりプレイ」。
(そんなアホなw)


マオを探すC.C.(意外に武闘派なのね)。
ルルも黒の騎士団を使ってマオを探す内にC.C.と合流。そこにマオからの電話が鳴る。
見事なおっぱいヴィレッタを拾った扇だが、目覚めたヴィレッタは記憶喪失中により、
ゼロのことを聞き出せずじまい。
マオからの電話にC.C.はルルとの別離を告げ、出ていこうとする。
ギアスの力を使って、C.C.を止めようとするが彼女にギアスは通じず、
ルルを突き放し出ていく。


規律と生命に関し数値が高いというテスト結果が出るスザク。
枢木首相の墓で待ち合わせをする藤堂。その藤堂の確保を狙うブリタニア軍。
スパイの可能性を入れつつもディートハルトの再編案を考慮するルル。
待ち合わせの場所遊園地でマオと対峙するC.C.。
マオの電話での言葉を聞き、C.C.の下へ行くルル。
マオに対して銃を構えるが、とどめを刺しきれずに逆に撃たれて傷つくC.C.。
マオのギアスの有効範囲外である東京タワーをジャックしつつ、
C.C.への思いを逆手にとり心理戦と包囲戦をしかけるルル。
先を読み策を仕掛けておいたルルの術中にはまり警察の銃弾に倒れるマオ。


自らのギアスの力に負けて心が壊れたマオに対し、
自分は負けない、お前の願いも一緒に叶えてやる、それが俺からの契約と言うルル。
C.C.は同意の手をさしだし、ルルの手と触れあい、契約完了。続くと。


シャーリーの件を退場させずに普通に「他人のふり」プレイで片付けるとは思わなかったが、
まあ、これまでもご都合主義を外連味たっぷりで、面白さに変えてきたこの作品だし、
キングゲイナープラネテスでも
「冷静に考えるとちょっと待て」という要素を盛り込みつつ面白くしていた大河内氏ならば、
さもありなんという展開のさせ方ではある。
逆に言えば、これでまたシャーリーに関しても綱渡り展開が避けられないわけで、
それでこそまた舞台の中心に戻る可能性があるというものだ罠。


とは言え、今の舞台の中心はC.C.。
うーん、近年でもトップ3に入るキャラかもしれんと思いだしてくる今日この頃。
やはり、ツンデレ好きとしては、このほとんどデレがないけど、
実はルルを含め相手のことを考えていて、固い表情が緩む瞬間が良いですなぁ。


あとは、記憶喪失のヴィレッタさんがひどくいい人なんですが、
これがポーズなのかリアルなのか、このスタッフのことだから今は判別不能
どっちにも取れるものなぁ。OPに映っているヴィレッタさんを見る限りでは、
しばらく黒の騎士団で一緒に行動するんだろうが。
いずれにしても、扇が羨ましいと思ったのは確かだ。


そして、次回はナナリーがピンチの模様。
あと今回までの手がかりから予想するとすれば、スザクがユーフェミアの騎士になって、
生徒会長の縁談相手はロイドか? ってところだが、
藤堂とかディートハルト、未だにメイドのままの咲世子さんとかは、どう絡んでくるのかなぁ。