『東京魔人學園剣風帖 龍龍』外法編 第13話「外法の谷」第14話「墜ちる星」

うーん、作画的な盛り上げ感はあったけど、
葵を取り戻し、九角を倒すまでの話の段取りとしては、
この決戦まで引っ張った分、逆に呆気なさ感は否めないかなぁ。
まあ、落ち着くべきところには落ち着いてはいるんだが、
龍麻と葵の関係性の成立に対する描写とかが不足気味だから、
どうにもイベントの重みがイマイチなんだよな。
まあ、2部構成の2クール作品、1部実質1クールだから致し方ないんだろうが。


14話は、龍麻が両親に「ひーちゃん」言われてるのをみんながからかったり、
龍麻が葵のことを両親に語っていたりと、
ラストバトル終了後の平凡な日常を描くエピローグかと思えば、鬼化九角登場でバトルに。
龍麻と京一で鬼化九角を退けるも見事に「おれ達の戦いはまだこれからだ」エンドに。
で、予告枠では2期「拳武編」の発表と。
まあ、近いうちに続きがある上での最終回としては、
第一期を通じて描かれてきた葵が抱える問題、それに対する如月の葛藤、
なんだかんだで敵を片付けてしまう龍麻と京一等が詰め込まれていて、
まずまずの出来だったんではないでしょうか。
一部コントラストがおかしかったのは謎ですが、ミスとしてもあんなミスありえるのかなぁ。