『マクロスF』第12話「ファステスト・デリバリー」

なんか最初のマクロスを見ているかのような気分にさせるゼントラーディのやり取りがあったアバン。
テムジンやオゴタイ等、メインの3人のゼントラーディは、
わざとそうしてるんだろうが最初のマクロスの焼き直しだ罠。


ナナセの弁当が微妙に痛いんだが、誰かそこツッコめ。
シェリルを護衛しつつガリア4に到着したアルト。
しかし、到着早々シェリルは体調不良で歌えず、
アイドル見せろと迫っていたテムジン等不平派は交渉決裂と息巻き、
オゴタイ等に反対、暴動が発生。
ランカが不思議生命体をナナセに紹介していると、ガリア4の暴動のニュースが伝わる。
アルトを助けに行きたいと訴えるも間に合わないと答えるミシェルに、
ルカは自分の家の会社が開発しているフォール断層に影響を受けない、
新型ブースターユニットを明かし、ミシェルの機体に取り付け、ミシェルは救援に向かう。


テムジン派が基地をほぼ制圧、反応弾を奪取され、銃撃戦も行われる中、
「超時空シンデレラ」ことランカの歌声が……。
サウンドブースター搭載&星間飛行のランカの歌コンボキタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!
銃撃戦そっちのけとなり、ランカオンステージに釘付けとなるゼントラーディ人たち。
まあ、あんなカワイク振付とかで来たらそりゃ萌える罠。


そんな中、戦闘種族としてのゼントラーディに拘るテムジンは、
ランカさえいなくなればと思い、ランカを狙うがアルトが阻止。
シェリルはランカに対するある種の嫉妬と歌えない自分の不甲斐なさに憤る。
アルトはランカの無鉄砲さをたしなめるが、
ランカは笑顔でアルトへ「誕生日おめでとう」と告げる。それこそがランカが一番伝えたかったこと。
アルトはランカをバルキリーに乗せ、帰路の途上、ガリア4の空を舞うが突如バルキリーが操縦不能に。
不時着した地でランカとアルトが目にしたのは朽ち果てた「SDF-1マクロス」と思しきモノだったと。


そして、「愛おぼえていますか」のEDで締めるのは反則だと思うんだ。
それにしても、意図的に最初からゼントラーディを歌で感化させる、
というリン・ミンメイをなぞる筋で運びつつ、
最後に第一世代型マクロスと「愛おぼえていますか」だもんなぁ、巧すぎるよ。
しかし、あのマクロスはメガロード級のなれの果てか、監察軍の足跡の1つに過ぎないのか、
いずれにしても次回が楽しみだ。
あと、落ち込んだシェリルがどんなパフォーマンスを見せるかも期待。