『マクロスF』第14話「マザーズ・ララバイ」

デビューライブを前にガリア4へと行ってしまったランカに対し、マネージャーは収拾に必至。
ランカが制止も聞かずに行ってしまったことで、オズマは若干傷心。
キャサリンが昔オズマと付き合っていたことも、ブリッジ要員の女性陣のさりげない世間話の中でバレ。
そして、ルカがナナセに告白しようとしたところで、多数のフォールドが感知され、
非常警報が船団内に鳴り響く。


帰ってきたから話したいことがある、と言ってナナセの下から離れ、出撃に向かうルカ。
SMS及び船団の全戦闘力を持ってバジュラの艦隊に対する一方で、
アルトはミシェルが使い、そのまま置いていった実験用ブースターをバルキリーに装着し、
フォールドを敢行、戦闘空域に急ぐ。


戦闘空域を視認できる距離、バジュラの母艦に取り付いたバルキリーの中で覚醒するシェリル。
バジュラの艦隊のフォールドに巻き込まれたお陰で、その場に居られることになったわけだが、
巻き込まれた影響でミシェルは傷付き覚醒せず、操縦桿を握るシェリル。
しかし、俄の操縦技術でどうなるべくもなく、ミシェルのバルキリーは大破、
コクピット部の放出でシェリルとミシェルは宇宙空間に放り出される。
ルカが気づいて、生身の2人を守ろうとするが、バジュラの攻撃を受け絶体絶命、
そこで間に合い、ピンチを救う主役のアルト君。


シェリルとミシェルをマクロス・クォーターに連れて帰り、着艦しようとしたところで、
ランカが捕らわれているバジュラ艦隊の母艦がフォールドアウト、攻撃を受け、
大損害を被る船団。レオンに促され大統領は反応弾の使用許可を出す。
マクロス・クォーター艦長は、バジュラ母艦率いる部隊に反応弾を含めた攻撃を命令、
アルトは母艦にランカがいることを訴え、救出の許可を求める。
艦長は攻撃は続けるがアルトが救出に向かうことも認める。
「無事に帰って」というシェリルにランカを連れて戻ってくると答えるアルト。


母艦の繭の中で、記憶を失った自分が覚えている歌「アイモ」を歌う女性(たぶん母親)のイメージを見て、
「アイモ」を歌うランカ。
アーマードパックの火力及びアルトの気合いが炸裂、母艦までのバジュラを掃討し、
母艦の外壁を破壊したところで、ブレラのバルキリーが現れ、母艦への侵入を先んじられ、
ランカを先に確保される。母艦の中枢部を破壊、脱出に成功するアルトの前で、
ギャラクシー船団の生き残りの少佐であることを明かすブレラ。
動きが鈍った母艦を前にマクロス・クォーターは、マクロスキヤノンを発射、母艦を破壊。
戦闘はフロンティア側によるバジュラ掃討戦の局面に移行する。
戦闘空域を見つめながら、涙するランカと。


結局問題はギャラクシー船団、というか、
リトルクィーンとまで言われたランカの周辺とバジュラの関わりに終着するのね。
まあ、個人的には前回までの2話で、すっかりアルトの中での立場が
逆転されてしまったシェリルの逆襲に期待大なんだが……意外とヤンデレとかにはならんかなぁ。