『コードギアス 反逆のルルーシュR2』第23話「シュナイゼルの仮面」

アバンで、沙夜子さんも生きてたことが判明。
っていうか、ジェレミアのところに現れるとは。何その超人2人という感じ。
ナナリーの問いかけにシスコンルルが、手を振るわせつつも折れずにこれまでの意志を貫いたのは、
えらかったけど、心中を察するとキツイものがある罠。


ナナリーにフレイヤを撃つ前に民間人は避難させたと宣うシュナイゼルは、やはり、曲者。
いや、避難できるわけないし、そもそも避難できたとしてもそれだけの空間が消失したら、
逆に避難した後も大変になるわけで、この辺の想像力が及ばないのがナナリーの幼さか。
フレイヤのスイッチを預けて欲しい、罪だけは背負うというところはさすがだけど。


そして、コーネリアを相手に明かされるシュナイゼルの真意。
ダモクレスフレイヤを以て、戦争を行う国を狙い打ちって、
核の抑止力も真っ青のそれ何て恐怖政治。
ジェレミアにシュナイゼルがナナリーを囮にしていることを漏らす沙夜子さんのシーンがあるということは、
ジェレミアが最後騎士道に殉じて、ナナリーを救い出すと思えるわけだが……


ナナリーを正面切って敵に回さなければ行けないことに傷心気味で、
引きこもりのルルにスザク曰くルルの盾となってくれ、というC.C.がフォロー。
うーん、良い雰囲気でC.C.の表情とか色気たっぷりなんだが、
そっちの方向に行ったと思えないのが惜しいというべきか。
元ナイトオブラウンズのジノは黒の騎士団に合流。
黒の騎士団の主力は、結局シュナイゼルの誘導に乗り、日本に集結したルルのブリタニア軍と対峙すると。


ここからはルルとシュナイゼルの艦隊戦というべき頭脳戦に。
ただ、星刻とか出撃しちゃって黒の騎士団の指揮権をシュナイゼルに預けちゃうのは、
不用意だよなぁ。だって、そもそも10億だろうが20億だろうが、
世界平和のためには犠牲になっても構いませんというシュナイゼルなわけで、
本心ではいつフレイヤ撃っても良いと思っているわけだし。


そんな中、黒の騎士団の猛攻に押されるブリタニア軍は戦線を後退させるも、
富士山をサクラダイトごと爆破?させ、味方もろとも黒の騎士団を行動不能にさせる。
実働部隊を失ったシュナイゼルフレイヤ使用を止まらせる理由はなくなり、
ナナリーにフレイヤを撃たせると。


うーん、何というか信じるべき、あるいは信じてもいい人を信じないで、
信じちゃいけない人を信じているからこそ、起きてる悲劇のような気がしてならない今日この頃。
っていうか、ギアスをそこまで恐れるなら、人質に取られた超合衆国の首脳は、
既に使い物にならないと見捨てるぐらいの考えが必要なわけだが、
そういう風には思えない星刻を始めとする黒の騎士団の中途半端さ加減、
そうだからこそシュナイゼルに操られるちゃうわけだろうけど。