『交響詩篇エウレカセブン』第27話「ヘルタースケルター」

ここのところ目が離せない展開のこの作品。まずは変わった新OPとEDについてですが、
正直、両方ともソニーミュージックのCMの場と化していると思うので、曲自体にはあまり興味がない。
絵については、両方とも個性的、といったところか。
しかし、このスタッフはどこぞの作品と違って、新しくなる度にほとんど使い回しを一切使わないのな。
それだけで感動しちゃえるというのは、良いことなんだか悪いことなんだかw


内容については、完全に1stガンダムの「ランバ・ラル特攻」へのオマージュだと思う。
ただ、これが単なるパクリでなくオマージュと言えるところが『エウレカ』という作品かと。
オマージュだったことが分からない人でも、レイとチャールズの決死の覚悟、
それに対するホランドの覚悟というのも分かるし、
オマージュが分かる人には、「ランバ・ラル特攻」との違いの部分が楽しめるクオリティになっている。
にしても、迎え撃つホランドの出で立ちや思考があんな感じなのは、
なかなか元軍人(特殊部隊所属)ぽくって面白かった。
綺麗な格好や安易な覚悟で白兵戦は出来ませんからね。


しかし、意外と感想サイトで、このオマージュについて触れられてないのな。
と言うことは、エウレカの感想を書くほどのオタの中で、1stガンダムを見たことがない人が多いのか、
SEEDの虎さんの影響が大きすぎるのか。
虎さん自身も1stのオマージュなんだけど、スタンス的には、
レイとチャールズの方がハモンとランバ・ラルにより近いと思うんだけどなぁ。
(レイ(ハモン)が生き残り、また攻めてくるであろうところとか)
まあ、私が単に年寄りなだけと言われれば、それまでだけど。


そういえば、レイとチャールズは、やっぱりレイ=チャールズから取ったのだろうか。
安易だけど、2つに分けてるから一瞬そう見えないのが良いなぁ。