『交響詩篇エウレカセブン』第35話「アストラル・アパッチ」

首都に乗り込んでノルブ奪還、ホランド、デューイと対峙する、
という話なわけですが、いや、良かった。


前々から思っていたけど、今回なんか首都に進行する時の場面とか、
改めて音楽の使い方が上手いなぁと思ったし、メカ作画は余所の作品の最終回並の作画だったし、
スタッフが本当に良い仕事してますよ。


これまで積み上げた話のお陰で、ドギー兄さんですらかっこよく見えたり、
レントンが頼もしく見えたり、迷いがなくなったホランドがかっこよかったり、
いや、もういいね。これぞ長丁場の醍醐味。せめて、こうでなくては。


しかし、デューイとホランドとタルホには因縁があるとは思っていたが、
兄弟とは、またベタなところだな。
まあ、「0083」のニナとガトーは昔付き合ってましたよりは唐突感もないし、
3人の複雑さも分かるんだが、世界を巻き込んで兄弟喧嘩かよ、
と言えちゃうところがちょっとマイナスかも。
ただ、それを言うとかなりのアニメが、非常にプライベートな理由で世界を巻き込んでいると思いますが。