「2005年 個人的今年のアニメベスト3」

年末なので、お約束の1年を振り返る企画ということで
対象は2005年内に放送開始したアニメの中から。

1月開始の作品なので、すっかり昔な感じだが、それでも今年の作品である以上、
これを選ばないわけにはいかない。
個人的に原作は感動し、良作とは思ったものの、お気に入りというわけではなかったが、
このアニメの画と音の芝居が持つ説得力は本当に凄まじく、見事に泣かされた。
長い原作でも12本という短い尺の中でやろうと思えばできるんだ、ということを見事に実証した作品。
(それでも、2クールだったら完璧だったろうにとは思いますが)

中学生が神様になったらというトンデモ設定なのに、
世界を征服するわけでもなく、80年代テイストの世界の中学生視点で、
ぬる〜く物語が進行するこの話。
だが、80年代に少年期を過ごした人間としては、
ノスタルジーを感じさせてくれるそこが心を鷲掴みにさせてやまなかった。
ゆりえ様、最高!

個人的に原作が好きなこともあり、フルメタのアニメ第3弾はこの順位。
ただ、アニメ自体の評価のポイントは画と音による芝居。
戦闘アクションも素晴らしかったが、無BGMの散髪シーン等も秀逸。
つまり、アニメ(映像作品)としての基本がしっかりしていた。
1位と3位の2つは、京都アニメーション制作であり、
一昨年の「フルメタ ふもっふ」で作画&演出レベルの高さを印象づけていたが、
今年はその社のイメージを完全に固定した年になったと思われる。
(まあ、制作ラインがそれほど多くないからこそできることなんだろうけど)


以上がいわば優秀作。
惜しくも漏れた(特に現在進行形の)良作が結構多いので以下リストアップ。


ノエイン もうひとりの君へ
ゾイドジェネシス
舞-乙HiME
SHUFFLE!
交響詩篇エウレカセブン
ぱにぽにだっしゅ!
ふしぎ星のふたご姫
灼眼のシャナ