『Fate/stay night』第02話「運命の夜」

一言で言うとプロローグ後編。ようやくセイバーさん登場。
しかし、腹ペコまでの道はまだ険し。
にしても、やっぱり竹内キャラの咀嚼具合に差があるなぁ。
まあ、仕方ないところなんだけど。


それに、キーは押さえてあるものの原作の深甚な奈須ワールド全体と比すと、
情報量が少なさは否めない。これもまた仕方ないところではある。
ただ、やっぱりこういうノベルタイプのゲームだと、演出がユーザーの頭の中で補完されていて、
その原作をやった人なら、このアニメ版の演出でも補完されるんだけど、
そうでないと、よく分からなく見えちゃうだろうなぁ。


AIR」みたいに登場人物が少なければ、まだ楽なんだけど(ただあれは1クールだったが)、
Fate」は滅茶苦茶多いからよほどの演出力がないと捌くのが大変。
ひぐらし」ではないが、もう少し尺に自由が利くCDドラマ化希望って、
年末に出るPS2版がそれに当たるかのか。
しかし、声がない段階で全クリに約60時間なわけで、声があったらどうなるんだか。
ちなみにアニメは21分10秒×24で約8時間半、原作の7分の1になるわけだから、
そこで削られている情報量を考えれば、まあ、こんなものだと思う。


というわけで、今回の一応のポイントは凛のペンダントと、
士郎の頭に浮かんだ剣のイメージに、凛が士郎のことを知っていたというところですな。
まあ、最後のはアニメ版では伏線として使われるか分からないけど、前の2つに関しては伏線になるかと。


今回の一言は、もちろん「問おう、貴方が私のマスターか」でしょう。
ただ出来れば、前後のシーンも含めて、もう半呼吸ぐらい間が欲しかった。