『交響詩篇エウレカセブン』第42話「ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド」

レントンエウレカ一行が向こう側に行ってしまい、彷徨い中なこともあって、
こちら側のメインはドミニクとアネモネ、デューイに。
特に序盤のドミニク&アネモネのシーンは、何かエヴァのアスカとシンジを思い出させましたな。
2人のシーンは作画&演技共に気合い入っていて良かったと思います。


あと、デューイ&ホランド兄弟の裏話は、今までに民俗学的な要素を
かなりぶち込んである感じのこの作品の象徴って感じかな。
種明かしとしては悪くないんだけど、あそこでああまでに多弁になっちゃうのが、
この作品におけるデューイのポジションであり限界かも。


にしても、ホランドの「屁の突っ張り」って、
キン肉マン世代には懐かしい言い回しだなぁ。
というか、キン肉マン以外ではリアルでも2次元でも聞いたことないんだが。


そして、向こう側に行ったレントンエウレカの仲はちょっとこじれ気味。
これはあれか。好きだけど、いざ同棲してみたら緩衝材がない状態で、
人間性がよりダイレクトにぶつかって喧々囂々になるという感じなのか。


まあ、子供たちが一応いるから、緩衝材がないとは言えないとは思うんだけど。
とは言え、レントンエウレカ自体もまだ子供だからな。難しいところだ。
あと、ドミニク&アネモネの行き詰まりの状態もなかなか良いですな。
両方とも大団円に向けての一時的な状態とも考えられるが、果たして最後はどうなるか。