『交響詩篇エウレカセブン』第47話「アクペリエンス・4」

タイトル通り4回目の「アクペリエンス」。
キーとなる重要な話では必ずこのタイトルだが、今回もご多分に漏れず重要な話だったと思う。
何が重要かというと、今まで説明されてこなかった「スカブコーラル」の正体や、世界の真実(自分たちが住んでいた世界こそ遥か昔に巣立ったはずの地球ということ)が、
行方不明だったレントンの姉、ダイアンの口から明らかにされたこと。



まあ、要するに最後に来て、今までの種明かしの回だったわけですが、
いくら理屈があっても、結局、レントンエウレカ好きの感情で突っ走るので、
正直、あまり設定の種明かしの重みがない気がしたな。
ただ、その感情先行というところは終始一貫しているわけで、
今回でもエウレカと抱き合うシーンは良かったと思うし、
これまでもキャラの感情が表に出るシーンで良かったと思う場面がいっぱいあるのも事実。


でも、全体的に見ると、設定がもったいないというか、
ボーイ・ミーツ・ガール以外の部分も構築して欲しかったなぁ。
ゾイドジェネシスと比べると特にそう感じる。
絵は子供っぽいし、時々酷い作画だけど、戦争ものとしての話の出来はあっちの方が断然いいかと。