『シムーン』第13話「理(ことわり)」

前回を受けて冒頭、カイムとアルティ姉妹はパル不適合との烙印が、
ドミヌーラに押されるわけですが、だったら何で試したんや! と思ったのは私だけではないはずだ。
まあ、やってみて初めて分かることもある、
という小学生でも分かるような論理で喋らせているんだろうけど。


マミーナがすっかり家庭的なキャラになってるが、こうなるとは想像も付かなかったなぁ。
で、肝心の今回のメインは、アーエルとネヴィリルなわけですが、
またもアーエルがネヴィリルの癒えぬ傷を抉るような発言で、ネヴィリルが軽く引き篭もりモードに。
ただ、アーエルのアプローチの仕方は直截過ぎるけど、言い分は一理も二理もあるわけで、
いつまでも引きこもっているわけにはいかないというのを、
心のどこかに持ってるからこそアーエルに惹かれる部分もあり、
同時にアムリアのことを吹っ切らせてしまうようなアーエルに怖さも抱いている、と見た。


あとは、独走気味なアーエルにネヴィリルが引っ張られるか、
ネヴィリルに心が開かないまま、アーエルが糸の切れた凧のようになってしまう展開があるんだろうけど、
いずれにしても、二人がもっと窮地に陥るような状況がないと、良い方向には進展しないのでしょうな。