『おとぎ銃士 赤ずきん』第08話「心に笛を持つ男」

ファンダヴェーレとエルデを繋ぐ道が「おとぎロード」って、
いっそのこと一文字変えて「おとめロード」にしてみるのはいかがw
しかし、空に浮かぶ「七色の滑り台」とか出てきた日には、落下ネタはお約束なわけで、
白雪の落下緩和魔法&その後のリアクションも見事にお約束だったなぁ。
それにしても、「ようこそじゃないぞぉ」というりんごは、大変goodです。


さて、サブタイの「心に笛を持つ男」ことハーメルンは囚われの身。
サンドリオンによるフェレナンド城攻防戦の折、獅子奮迅の戦いっぷりだったが、
味方であったディートマルシュに裏切られ、城の結界が崩壊、フェレナンド王は投降を決意、
王はハーメルンに城に残ってエルデの鍵を待ち、自分の伝言を伝えることを命じたため、
ハーメルンは進んで囚われの身に甘んじていた。


城に近づいた赤ずきん一行は、結界がとけていたことから、異常事態を悟り、
三銃士と1匹が先行、草太たちを残させるわけですが、
どう見ても未知の世界に未知の人間だけを残すのは危険。
せめて、ヴァルかいばら姫は残しましょうよ。
まあ、ここで草太たちだけを残さないと後々の展開ができないのはわかりますが。


城の中には、どう見ても憎まれないやられ役でしょう、というトリオがいる一方で、
草太はファンダヴェーレの花畑を眺めながら悦に入る。
が、その最中、なぜかリュックに入った大量のおでん缶(実はランダージョのエルデ土産を)発見。
おでん缶がここまでフィーチャーされるアニメなんて、これまでなかったんじゃないかw 
この辺が確実に大きなお友達向けなところだよな。
しかし、その内、赤ずきん印のおでん缶とかでそうなんですがw


三銃士vsやられ役トリオのバトルは大したことないので大半はスルーするとして、
ただ一点、バトルの最中での掛け合いから、「三銃士」→「銃士」→「じゅうし」→「じゅーすぃー」
というのにようやく気がついた。だから、「じゅーすぃー」なのねw


結局、三銃士vsやられ役トリオのバトルの中に草太とりんご入りのリュックを担いだランダージョが乱入し、
エルデの鍵としての草太の存在を認識したハーメルンがやる気を見せ、囚われの身から自力で脱出、
草太のかたに付いていた葉っぱを利用し、草笛でザコカルテットを眠らせ、戦闘終了。
フェレナンド王から託されたメッセージを草太に伝え、ハーメルンは独自行動のため、一行の元を辞すと。


とまあ、こんな感じの話だったわけですが、ファンダヴェーレ編の導入部としては、
まあまあこんなものじゃないでしょうか。
個人的にはヘンゼルとグレーテル(特に後者)を早くフォローしてくれと思うけど、
エルデで失敗してファンダヴェーレでもまたすぐに、というわけにはいかないでしょうし。
それにしても、この作品3クールあるはずだけど、まだ1クールも終わってないんだよね。
一応2クールかけてサンドリヨンを倒して、エルデへ戻って、
また敵が復活してというのがありがちな構成だけど、
今の感じだと、サンドリヨンを倒すのに2クールかからないような感じもするし、さて、どうなる。