『シュヴァリエ』第10話「王家の詩」

宮廷内で確固とした地位を築いたデオンらだった。
一方、後ろ盾だったベストゥージェフを失い、玉座への道が閉ざされたかに見えたピョートル3世は、
恐慌を来し、エカテリーナに八つ当たりしていた。
その最中、ピョートル3世を訪ねるマクシミリアン。
他方、ボロンゾフの追跡に手を焼いていたデオンの下にボロンゾフからの決闘状が届く。
決闘に赴くデオン。ボロンゾフはリアを殺してはいないと言うが、
詩篇にリアの魂が反応し彼女の魂がデオンの身体に降臨する。
女帝エリザヴェータは議会の改革を宣言し、さらには愛人たち改革派が待つ隠れ家へ向かうが、
待っていたのは既に死体と化していた愛人たちとマクシミリアンだった。
女帝は殺され、その血が王家の詩へと捧げられると。


これでピョートル3世が一時的に即位し、
さらにはデオンたちの強力でピョートルを退位させたエカテリーナが即位して、
エリザヴェータの意志を継ぎ、ロシア編終了なのかな。
それにしても、こういうもの(シュヴァリエ・デオン)を見てしまうと、
ホントに現実と虚構を織り交ぜて作っているんだなぁと分かる反面、頭の中が混乱する罠。
しかし、これだとラストはとてもハッピーエンドでは終わりそうもないのだが……。
あと、今回は作画がちょっとイマイチな感じがしたかな。