『奏光のストレイン』第09話「目の前の自分」

予想以上に痛々しい回だったかなぁ。声優陣が上手いだけにそう感じた。
特にセーラとロッティは合わせ鏡のように境遇が似ているわけで、
特に兄の思い出に縋るという心情でも同じなんだけど、
かたや兄の敵を討ちたい、かたや凶行を止めるために兄を自ら殺すと思わなければならない、
共に兄を思うが故の立場の違いが皮肉であり、実に哀しいですなぁ。
ただ、あそこで銃を持ってセーラの部屋に行くのを見逃すのは、
人を見る目があると言うべきか、放任過ぎると言うべきか。
話の都合ではあるんだろうけど、ちょっと拙速感を感じたかなぁ。
あと、兄貴の吐血という死亡フラグと次回予告でいきなり兄貴の裏切りの核心に迫りそうなのも同様。
とは言え、もう回数もあまり残ってないから、話の都合上、仕方ないけど。