『東京魔人學園剣風帖 龍龍』第10話「菩薩眼」

いつの間にか龍麻と紗夜はデートする関係になっていて、
葵はそれに嫉妬しているし、九角からは菩薩眼をもつ者として目をつけられ、
如月は祖父に言明されていた菩薩眼をもつ者への対処に苦慮し、
京四郎はそんな龍麻や如月の行動を不審に思うと。
Aパートの龍麻サイド、葵サイドの話の進行が、
京四郎の立ち回りによってだんだん収束していく感じが面白かったですな。
恐らく次回は紗夜経由で龍麻が九角の下に行き、そこで葵と遭遇。
自責の念から黒化した葵を京四郎たちとともに救えるかどうか、という話だろうか。
ただ、何にしても、このシリーズで一番かっこいい役回りが京四郎だな、
と今回見ていて改めて思った。
如月との戦闘シーンと言い、粗忽者っぽく見えても、
周囲の人間の細かな反応も見逃さない配慮といい、
戦わせても戦わせなくても映える主人公よりもむしろいい役回りだよなぁ。