『コードギアス 反逆のルルーシュR2』第05話「ナイトオブラウンズ」

処刑直前の黒の騎士団が解放されるも、解放されたらされたで、
組織の再構成が現実的課題へ。奥底に前期終盤の戦場放棄への疑念はありつつ、
他の指導者を見出せない藤堂と扇はいち早くゼロの支持を表明。
中核の2人の支持表明によって、ひとまずまとまる黒の騎士団。


学園にはエリア11赴任に伴い、ウザクが復学。記憶が戻ってない体を装うルルに対し、
探りを入れるウザクと間に立つロロ。


ナイトオブラウンズのジノの乗機は、非常にロボットモノ的なアクションをするのね。
っていうか、ジノは爽やかだけど、NFで抜き打ちの腕試しって、やられた方は寿命縮まる。
あと、ゴトゥーザ様演じるアーニャはエキセントリックぶりが地味に怖い。
しかし、実効戦力がそれほどあると思えない黒の騎士団相手に、
ウザク級のナイトを他に2人赴任させるのを許可するということは、若本皇帝もやる気は満々なのね。


生徒会長主催によるウザク歓迎式典が開催。ジノとアーニャに、
なぜか、ちょびっつ的なC.C.が来訪。ルルを慌てさせる。
そして、水泳部カフェには見ている私が慌てる。何だあのドリームランドは。
っていうか、こういうのを許してしまうミレイ生徒会長には心から敬礼!w
さらに何気にカレンがレジスタンスに入ってるとか、
ニーナが本土に行ったことを了解しつつも、自ら留年して結婚延期を選び、
ナイトメアでピザを作ろうなどという企画を挙行する生徒会長は侮れない。


ルルがギアス持っていることをスザクに教え、皇帝にギアスを与えたのが同じV.V.であることが、
C.C.の発言で明らかに。っていうか、トマトの海に放り込まれたC.C.が哀れだが、
そこからのシャーリー、カレン、スザク、ジノを交えたドタバタが素晴らしいw
さらに、絶望した! シャーリーにも走りで抜かれるルルの運動能力に絶望した! と言っておくw


しかし、こんなおふざけ回でカレンとヴィレッタの遭遇から、ヴィレッタが追い詰められるとは……。
不運キャラであることは変わってないのね。
そして、饗宴でダンスが行われている傍ら、ナイトオブワンとなり、日本を手に入れる、
力を手に入れることをルルに宣言し、来週赴任する新総督をルルに電話で紹介するウザク。
新総督はナナリー、驚愕するルル。背後で冷たいまなざしを見せるウザクと


何というか、色々詰め込みつつもお遊びの回と思えば、
生徒会以外の学園メンバーは皆本土に返されているとか、ニーナの近況とか、
皇帝にギアスを与えた主とか、ヴィレッタ哀れとか、
新総督がナナリー等々、外せないポイントが含まれているのはさすがと言うべきか。
それにしても、ウザクが大事なものを失ったから力を手に入れると最後に言っているのが、
まるっきり当初のルルとかぶってる罠。そういう意味でも合わせ鏡の2人なんだが、
何でこうもウザクの方ばかり、ウザク感じるのか。