『コードギアス 反逆のルルーシュR2』第13話「過去からの刺客」

学校公認のカップルとなったシャーリーだが、
戻った記憶がもたらす真実と現実のギャップに苦しむシャーリーは、
スザクを呼び出す。そこにはルルーシュも。
ルルのいない学園にはオレンジが来訪、咲世子さんと色物バトル勃発、
ギアス響団内部ではコーネリアとバトラーの元にV.V.が姿を見せる。
迷いを見せずに、V.V.を殺すコーネリアだが、当然V.V.は死なず、自らが叔父であることを明かす。


ギアスキャンセラーでロロと咲世子を退けたオレンジは、
ヴィレッタからルルが池袋にいることを聞き、池袋へ。
ヴィレッタはロロに池袋でルルと共にオレンジを倒すように指示。
真実の記憶に戸惑い続けるシャーリーが錯乱、
ビルの屋上から落下するも「誰も失いたくない」とシャーリーに語りかけるルルが、
スザクが協力して救出。
そこにロロからジェレミア迫るの報が……スザクといる方がシャーリーは安全と判断するルルは、
スザクにシャーリーを任せ、シャーリーはルルの邪魔にならないように、
ルルの考えの方向性に従い、スザクと行動を共にし、ルルから離れる。


しかし、ジェレミアとルルの対峙の中で、スザクは治安の指揮を執ることになり、
付近の警察に身柄を託すもシャーリーはルルを思うあまり飛び出してしまう。
ルルに迫るジェレミア、ルルはジェレミアの肉体に使われているサクラダイトに干渉する技術を使って、
ジェレミアに歯止めをかけようとするが、「忠義」に執念を燃やすジェレミアはルルに迫る歩をゆるめない。
そして、問いかける。なぜ、ゼロとなってブリタニアに反抗するのかと。
ルルは答える。自分が皇子であり、皇帝は母を見殺しにしたと。
そこで明らかになるオレンジことジェレミアも、ルルの母マリアンヌが殺された場所に居て、
マリアンヌを守れなかったことが痛恨の極みであり、「忠義」の対象がマリアンヌだったこと。


ルルはジェレミアを殺さず、まだ忠節が終わっていないことを説く。それにYesと答えるジェレミア。
一方、ルルを探す中でシャーリーはロロと遭遇、
シャーリーが記憶を取り戻していることを知ったロロは、シャーリーを始末したと思われる。
血を流し倒れているシャーリーを発見するルル、命の灯が消えようとするシャーリーに、
必死に「生きろ」とギアスをかけるもその甲斐なく息絶えるシャーリーと。


オレンジがルルに跪くとは思わなかったが、マリアンヌの警護兵だったというならそれもアリだ罠。
今さらな設定の持ち出し方ではあるが、オレンジが降るポイントとして有効であることも事実。
そして、ここでシャーリー退場ですが、まあ、これは前回記憶が戻ってしまい、
ルルにとって日常を背負うキャラだった以上、これからの非日常の決戦に際し、
入る余地がないのも確かか。
あと、これでユフィというパートナーをなくしたスザクと、
ようやく釣り合いが取れるのかもしれない。ただ、なくした人の多さから言うと、
ルルの方が遙かに修羅の道を通っているような気がするけど。