『マクロスF』第18話「フォールド・フェーム」

なぜ私じゃなくてランカが、とグレイスに問うシェリル。
「あなたは所詮アイドル、造られた偶像etc」、さらに「シェリル・ノームはもうじき死ぬのよ」と答えるグレイス。


新OPは普通にライブイベントの前座で、何回も流れていたので、既知なのだが、
最近の主流のOPにある今後の展開を盛り込むやつじゃなくて、あくまでイメージ重視なんだよね。
そういう意味でも、この作品は古くて新しい作りだなぁと思う。
まあ、シェリルとランカの麗しい姿が見られれば、個人的には十分満足なんだが。


レオンに作戦案を提出するルカ。自分たちに賛同したからかと問うレオンに、
ルカは守りたいだけ、と答える。
グレイスに幼いときの病気がまだ治ってないことを告げられるシェリル。
船団規模で超長距離フォールドを行う法案が議会を通過。
それはフォールド波に引き寄せられるバジュラの習性を利用したバジュラ撃滅作戦を意図したものだった。
ランカを守ることをオズマに託されるアルト。


街中でワゴンセール行きになったシェリルのCDが……哀れ。
グレイスの言葉にショックを受け病院を抜け出したシェリルは街を彷徨う。
学園でミシェルはクランからシェリルが飲まされていた薬の分析結果を聞く。
あの薬は、V型感染症の症状を緩和するためのものだった。
そして、V型感染症について調べる内に、
それについて書かれた論文&記事の中で、マオ・ノームとその隣に写るグレイスの姿を見つける。
その場にたどり着いてしまうシェリル。


着々と作戦準備が進むマクロス・フロンティア。
病気のことはアルトに言わないでと、ミシェルに言い残し、その場を去るシェリル。
病気のことは言わずに、シェリルに会わないと後悔するぞ、とアルトに伝えるミシェル


雨の中、街を彷徨うシェリル。そのシェリルの目に映る
「作戦への参加と現代のリン・ミンメイという紹介を大統領から受け、登壇するランカ」の会見映像、
膝をつき、シェリルが雨と涙に濡れる中、差し伸ばされた手。
シェリルはその人物にアルトを重ねるが、それはアルトの兄弟子、そこで気を失うシェリル。
すんでの所でシェリルを兄弟子にかっ攫われたアルトに、
兄弟子は会いたかったら実家に来るようにと言い残し去る。
と同時にバジュラが機先を制し、船団に攻撃を仕掛けてくる。
通常兵器が効かない中、ランカ・アタックが行われ、バジュラの足止めに成功、
バトル・フロンティアの主砲で襲ってきていたバジュラ群を殲滅。
間をおかずに超長距離フォールドに突入、作戦が開始されると。


まさか、ここで兄弟子が絡んでくるとは思わなかったなぁw
まあ、アルトの実家がらみの話は、実際にはあまり進んでないので、
ここでケリをつける意味でもそっちに持って行くのはありなのかもしれないけど。
あとは、ランカの内部のバジュラの種? マクロス船団内のバジュラの種? 
ともいうべき存在がこの先の展開では気になるところか。
そういえば、グレイスと共に写っていたマオ・ノームは、
やはりあのマオ・ノームだろうが、それをここに持ってきた特別な意味が何かあるのか、
それとも単にZEROとの関連性を持たせるだけのギミックとして使ったのか、
その辺は……どうなんだろう。っていうか、V型感染症が治るかどうかの肝心の結論に触れてなかったような。
いずれにしても、先が気になるジャマイカ、この野郎!