『魔法少女リリカルなのは StrikerS』第06話「進展」

リーンホースⅡはカワイイさ200%増量の戦隊長さんだよなぁ、やっぱり。
ヴィータはスバルと武闘派系訓練。エリオとキャロはフェイトと攻撃回避の訓練、
なのはさんはティアナに砲撃系訓練。
しかし、成長途中だから無茶はしないように、と言うフェイトさんとても19歳のはずなんだが、
貫禄(落ち着き)&成長具合に差があるというべきか。


休憩の昼食中にさらっとなのはたちとスバルのバックボーンである管理外世界のことに触れつつ、
語られる本局育ちでフェイトが被保護者というエリオの出自。
はやてはスバルの父親と姉であり、気心しれた元上司&同僚と邂逅、
レリック事件に絡む調査を六課の長として依頼。
スバルの姉ギンガとフェイトが協同で捜査に当たることになり、
それに合わせ、六課からギンガに新デバイスが供与される。


一方、フェイトとシャーリーは、先に処理したガジェットの残骸を分析。
フェイトはその映像から、かつてなのはと共に関わったロストロギアの一つ、
ジュエルシードを発見。
それに刻まれた文字から、以前よりマークしていた次元犯罪者Dr.スカリエッテの関連が判明、
生体実験にレリックを使っているのでは、と推測するフェイト。
その予想を裏切らず、レリック・ウェポンの実験体を世に放つDr.スカリエッテ。


一日中、教練に付きっ切りのなのはの体を気遣いつつ、
なのはの教え子に対する態度の甘さを指摘するヴィータ
しかし、なのはは教え子たちの細かい所作に気を払うよりも、笑顔で「実戦第一」の考えを披露。
(ある意味、小うるさい教官より背筋が寒くなる、なのはさんの志向)
そんな隊長のなのはさんを副隊長として守ろうという意思を再認識するヴィータと。


これが巷で騒いでいる8話の「管理局の白い悪魔改め魔王」降臨の前置きになるわけか。
その他、なのはたちの故郷である管理外世界の話題に触れたのは、
サウンドステージ01の6.5話を控えてのことか。
3話までがプロローグで、その後、初めての出動、敵の存在の示唆、教え子たちに対する訓練模様、
その教練の最中に生まれる葛藤、それを乗り越えた上での成長と、
敵と対峙という前半のシナリオスケジュールを考えると、
ここまでで、そのうち、とりあえずは2-3割を消化したというところかしら。
これに前シリーズまでのキャラとの描写も織り交ぜなきゃいけないから、なかなか難儀やなぁ、と思う。


  • 追記

魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ01」が届いたので聞いてみた。
8話まで見ている人は、若干違和感あるかもしれないけど、
ファミリー劇場」組の私としては、ちょうど6話を見た後だったので、
この6.5話はドンピシャ。


まあ、要するに「機動六課のメンツによる管理外世界の海鳴市お宅訪問」とでも言いましょうか。
任務と言いつつ、スバル、ティアナ、エリオ、キャロを連れたなのは&フェイト、はやて一家が、
アリサやすずか、高町家、ハラオウン家の嫁となったエイミィ&家事手伝いのアルフと邂逅する話ですな。


この話でわかることは、リーンホースⅡに通常人間サイズモードがあることと、
高町家は家族全員平穏無事に10年を過ごしており、そこに帰ると「なのはさん」も、
ただの「なのは」に戻ること(絵がないだけに、声だけだと急に幼くなった感じがする)、
エリオはもっと幼い時からアルフたちと面識があり、
言うなれば、なのはやフェイト、はやて達の普段着の様子を知っている。
なのははユーノとメールである程度の頻度でやりとりしている模様。
以上、これぐらいかな。


アリサやすずか、高町家等、StrikerSでは、
すっかり映らなくなってしまった海鳴市方面が描かれて個人的にはポイント高し。
19歳とは言え、立場がある大人的なポジションになってしまったなのはたちの19歳というか、
年相応の側面が見られましたからね。これで7話、8話もよりスムーズに受け入れられるかな。


というわけで、次回は「サウンドステージ02」は14.5話になる模様。
魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ02